こんにちは!
『FTMつよしくんの気になる言葉を考えるよ』ブログにお越しくださいましてありがとうございます!
男性ホルモンの効果、副作用もいよいよ終わりが見えてきましたね!!!
今回は
- 毛嚢炎、汗腺症
- まとめ
男性ホルモン注射の効果、副作用の全体の項目についてはこちらに書いてあります!!
それではいきましょう!
毛嚢炎、汗腺症と男性ホルモンの関係
まずは毛嚢炎と汗腺症と男性ホルモンの関係を考える前に、そもそも毛嚢炎と汗腺症って何?というところからいきましょう。
毛嚢炎とは
毛嚢炎とは、髭剃りやムダ毛処理の際にカミソリなどで深剃りしてしまったりすることで毛穴の中が傷つき、そこにブドウ球菌という菌が感染して起こる皮膚の病気です。
症状としては
- 毛穴の上に赤いボツボツができる(ニキビに似ている)
- 中央部分にまれに白い膿が見える
- 軽度であれば痛みやかゆみなどはないですが、重度の場合、痛みや発熱が伴う場合もあるようです
- 炎症が悪化して化膿することがある
ぼくは長らく単純にニキビだと思っていたものが毛嚢炎でした(笑)
痛くもなんともないのですが、赤くぽつぽつとできるのです。それもぼくの場合は顔よりひざなどの身体にちょろっとできる感じです。
重度ではないようで、間違えてひっかいてしまった時以外はほとんど痛みやかゆみはないです。
それ以外の毛嚢炎の原因は、アトピーなどでステロイド剤を使用している場合やストレスによる免疫の低下、食生活による肌荒れなどがあります。
とにかく肌荒れと毛嚢炎はセット!という感じですね。
男性ホルモンと毛嚢炎の関係
毛嚢炎の原因を考えるとわかるように、男性ホルモンが直接の原因となって毛嚢炎を引き起こすわけではなく
男性ホルモンを打つことで起こりうる肌のトラブルが原因である、と考えるのが良いでしょう。
男性ホルモンを打つことで、今まで生えていなかったような硬さの毛が増えたり、髭が生える為に剃る機会も増えます。
そのような機会が増えることで、毛穴の中が傷つくという状況もおのずと増えてしまい毛嚢炎になる可能性が高まるよ。ということなのでしょう。
余談ですが
ホルモン療法によって、ホルモンのバランスがハチャメチャになっている時期もある為、肌荒れももちろん起こります。また、皮膚の乾燥も起こるので痒くなってしまい肌を傷つけてしまうということもあるかと思います。
ホルモンのバランスがハチャメチャという点で、ぼくの場合の話をすると
ぼくはだいたい3週間に1度の頻度で男性ホルモン注射を打っています。
そして、ほぼ決まって打ってから2週間を過ぎたあたりでまぁまぁの大きさのニキビがいくつかできます。こちらは毛嚢炎ではなくニキビですが(笑)
肌荒れしていることは確かで、背中などには軽度の毛嚢炎が起こっています。背中などは乾燥してもいるようで痒くて無意識に掻いているんだと思います。顔の肌荒れは男性ホルモンを注射すると徐々に一旦落ち着きます。
きっとこれがぼくの体質なのでしょう(笑)
できる限りのスキンケアを行ってうまく付き合うしかなさそう、というのが約10年ホルモン療法を行ってきて到達した結論です。つまり、本当に個人差wwやはり、こういう部分も自分を観察してケアしてあげるということが大切なんだと思います。
毛嚢炎対策
毛嚢炎対策としては、やっぱり心配な場合は皮膚科に行くなど専門のお医者さんに相談するのが一番だと思います。
が、自分で対策を打つというのも大切ですので、ぼくが実践してこれはいい!と思うことをいくつかご紹介いたします。(そんなたいそうなことはしてませんが…)
- 髭剃りはカミソリより絶対に電気シェーバー!
- 身体を清潔に保つ
- シャンプーなどはきちんと確実に洗い流す!
- 洗顔命!!!
カミソリ使うと血だらけ問題
ぼくの使い方が下手くそなのでしょうか?(笑)
カミソリで髭を剃ると必ずと言っていいほどどこかが切れます。なぜ?w
また、ニキビや毛嚢炎ができているところに性懲りもなくまたカミソリを当てるわけですから、治るものも治らないのは明白ですよね(笑)
ぼくは電気シェーバーで髭を剃るようになってから、髭の部分にそういったできものができることが少なくなりました。何よりも、電気シェーバーの方が髭剃りが楽ですから。
大人の男になったお祝いに電気シェーバーを買うのはありなのではないでしょうか?
身体を清潔に保つ
これはもう本当に人として当たり前なのですが、やはり身体を清潔にしておくことが一番だと思います。
身体を洗う時も優しく、できれば綿のタオルで洗うとかめっちゃ泡立てるとか。ぼくはめっちゃ泡立てる派ですが、時間がない時などはゴシゴシしすぎてやっぱり毛嚢炎が出来てます(笑)
なので、もう本当に泡立ててる暇ないから!という時は、化学繊維のタオルを使うくらいなら手で洗うのが良いかと思います。ぼくはそうしてます。
シャンプーなどは確実に流す!
キレイな背中になりたい!と急に思い立った時期があって、めちゃくちゃ調べたことがあるのですが
ほとんどの本やサイトにこのシャンプーが背中などに残っている説が書いてありました。実は洗い流したと思っても、髪の毛だけじゃなく身体にもついていると。
考えてみると、確かに!と思う節があったので、それからぼくはシャンプーを流す時には身体もきちんと流すようにしています。髪の毛洗ってから身体洗えばいいんですけど。何となく念入りに流してます。特に背中は。
努力の甲斐もあって、自分で言うのもなんですが綺麗になったと思います。
本当に基本的なことなんですが、バカにできないんですよね。
正しく丁寧な洗顔!
これも本当に当たり前なのですが、間違ってもゴシゴシ洗ってはいけません。
顔は常に外部にさらされている割に繊細です。目や口など粘膜も近く皮膚が薄くなっている部分も多いので、ゴシゴシは絶対にダメです!!!!
きちんと泡立てネットでフワフワの泡を作ってその泡で優しくマッサージする!ゴシゴシ洗っても別に綺麗になってません。むしろ必要な油分などもなくなってしまって逆にギトギトしたりしますので、とにかく優しく。優しすぎるほど優しく扱うことが大切です。
ぼくは洗顔の方法を変えただけで、ニキビがほとんどできなくなりました。
普段はほとんどできなくなったからこそ、ホルモン療法による肌荒れのタイミングが分かったんです。
汗腺症とは
いろいろあるようですが、多汗症やワキガが代表的だと思います。
化膿性汗腺炎という毛穴が詰まることで細菌感染などを起こして化膿してしまう病気もあります。
男性ホルモンと汗腺症の関係
大まかに言うと、男性ホルモンには発汗を促す作用が、女性ホルモンには発汗を抑制するような働きがあります。
なんと恐ろしい…
彼女に相談しても、絶対にワキガではないから安心してと言ってもらえました(笑)
汗腺症対策
汗腺症対策も正直、毛嚢炎と似たような話になるのですが、とにかく肌を清潔に保つ!というのが一番です。
たとえば、腋毛を剃ったりとかするのも意外と汗腺症トラブルに繋がります。
毛嚢炎にもなりますしね…腋は常にこすれていて皮膚が柔らかいのでカミソリで剃るなどの行為は割とリスクが高いと思います。
とはいえ、男性もムダ毛を処理する時代ですから。男なら腋毛を生やせ!とはぼくもあまり思わないので、どうしても処理したいのならやっぱり優しく剃るか、脱毛サロンに行くのが良いのではないかと思います。
ちなみにぼくは、腋毛はそんなボーボーでもないし困ってないので何もしてません。優しく洗ってるだけです。臭いに関してはエチケットだと思っているので、夏なら汗拭きシートや制汗剤など必要に応じて使っています。
あとは洗濯をきちんとするとか。当たり前なことしかやってません(笑)
それで十分だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
毛嚢炎や汗腺症はエチケットに関する部分で十分対策できることだと思います。
世のFTMの皆さんがどう思っているかはわかりませんが、ぼくは男性ホルモンを打って理想とするかっこいい自分になって、そして女性にモテたい、とにもかくにも女性にモテたい。という思いでやってきたので(笑)臭いや肌の清潔感、エチケットの部分はかなり気を付けているつもりです。
臭いなどは自分だけではわからないこともあると思うので、そういう時は信頼している家族や友人、パートナーに相談してみるのが一番かなとぼくは思っていますし、今もそうしています。
せっかく、本当の自分としてたくさんの人と笑って生きていく為にホルモン療法を選択するわけですから、こういう努力もするべきかなと思います。
やっぱりたくさんの笑顔の中でぼくも一緒に笑っていたいので。