こんにちは!
『FTMつよしくんの気になる言葉を考えるよ』ブログにお越しくださいましてありがとうございます!
前回は、LGBTQの出産や家族について書きましたが、今回はまた男性ホルモン注射の効果、副作用についての続きです(^^)/
男性ホルモン注射の効果、副作用の全体の項目についてはこちらに書いてあります!!
それではいってみましょう!!
6.筋肉質になる(男性型体型になる)
イェェェェーーーーーーーイ!!
の項目ですね(笑)
これは想像つくと思いますが、男性ホルモンを注射することで筋肉がつきやすくなります。
アスリートの世界で言うと完全に『ドーピング』でございますww
FTMの観点から言うと、体組成が変わることで身体全体の形が変わります。
ぼく個人の経験で言うと、友人からふくらはぎの形が変わったと言われたことがありました。
ぼくの足はもともとバスケットボールをやっていたこともあってかなり筋肉がついている状態だったのですが、それでも男性ホルモン注射をする前は脂肪もついていたので少し丸みがあったのではないかと思います。
その丸さがなくなったなとは自分でも思いました。
つまり、筋肉が新たについたというよりは、脂肪がなくなった感じ…?
もちろん、男性ホルモンは筋肉がつきやすくなるもので、脂肪をつきにくくするとか、脂肪を減らすという効果があるものでは恐らくないです。
一般的に女性の方が脂肪がつきやすく丸みのある身体になりますので、そこから男性ホルモンを注射すれば、その丸み、つまりは元々ついていた脂肪がなくなりやすくなっていくということだと思います。
なくなりやすく、ですので、なくなります!ということではないです。ぼくの言いたいことがわかりますね?(笑)
そうです、これもめっちゃ個人差です!!!
そして、アホみたいな食生活や生活習慣をしていたら、絶対普通に太ります。
男性ホルモンは痩せ薬ではありません!!!
ぼくは体質的に昔から胃腸が弱く、そんなにたくさん食べたりできないタイプなのもあって、ホルモン注射を始めてすぐは多少太りましたが、どんどん脂肪がこそぎ落とされてそして、細くなりましたwww
体脂肪率も下がってます。
ほぼ筋肉と皮、という状況です。もちろん筋トレなどはしましたが。
いつかそのトレーニングについても書こうと思います。
ただ、それを言わずに男性ホルモン打ってこの身体になったと言うとたまにいるんですね、こう言ってくる女の子が…
『脂肪がなくなって細くなるなら私も男性ホルモン打とうかなー(笑)』
たぶん冗談なんでしょうけど、ぼくはこういう発言にマジレスしちゃうから(笑)焦って、それは違うよ!!!って言っちゃうww
冗談なら良いけど、女性の痩せへの情熱ってすごすぎてさ(笑)痩せるためなら手段は選びません!みたいな狂気を感じるからめっちゃ怖い。
まとめ 万能薬じゃない男性ホルモン
FTMの方も女性らしい体つきが嫌だと思っている方は多いと思います。ぼくもそうでした。
もちろんその嫌悪感は男性ホルモン注射をすることによって薄れていくと思います。
しかし、男性ホルモンはぼくらの理想を何でも叶えてくれる万能薬ではありません。結局は自分の理想の生き方を叶える為の一つの手段でしかないということを忘れないでほしいし、ぼくも忘れないようにしています。必ずこうなる、ということは全く言えないものなのです。
そして、大切なのは、やっぱり自分自身ときちんと向き合ってどう生きていきたいのか考えることです。そこに他人は関係ない。
男に見えればぼくはオッケーです。小さくてかわいい男の子、が基本的なぼくの他人からの評価ですが、ぼくはとても気に入っています(笑)
つまり今の自分はなかなか気に入っています。他人からの評価ももちろん大切ですが、自分で自分を認めて愛してあげられないと、人から何を言われても意味がないでしょう?特に誉め言葉が入ってこなくなりますよね。
そしてネガティブな評価ばかり受け取る自分になってしまう。結局は自分次第ということ。
性別って誰かと比べるものでもないし、ましてや無理に見せるものでもないとぼくは思う。男らしさを乱暴とはき違えたり、女性に対して威張ってみたり、そういう方っていますけどぼくには全く理解不能です。
そういう人って、自分のアイデンティティが脆いんだと思います。
他人を下げて、他人を使わないと自分を保てないなんてくっそダサいと思いませんか?
これはセクシャルマイノリティだからという問題ではなくて、人間としての問題です。
ぼくらだけじゃなくて、性に違和感を感じたことがない人も、考えるべき問題かなと思います。
このブログがマイノリティだけじゃなく、それ以外のたくさんの人に読んでもらえるようになったら最高だな( *´艸`)
今回はここまで!読んでいただいてありがとうございます!!