男性ホルモンの効果、副作用11

こんにちは!

『FTMつよしくんの気になる言葉を考えるよ』ブログにお越しくださいましてありがとうございます!

さぁ、男性ホルモンの効果、副作用の項目の最後です。

男性ホルモンの効果、副作用の1つ目の記事には全ての項目が箇条書きになっていますのでそちらも合わせて読んでみてください( *´艸`)→こちらへ

  • 生殖機能の喪失
  • ホルモン治療をやめたら?
  • 性別適合手術をしていた場合
  • 一回の病院代は?
  • まとめ



生殖機能の喪失

こちらは第一回目の男性ホルモンの効果、副作用の記事にも書いたことと多少かぶりますが、そのタイトル通り生殖機能が喪失します。

一番わかりやすいのは月経の停止ですね。

それ以外は特に目立って何かが起こるということはないです…(笑)

多少胸が小さくなるとか聞いたことがありますが…それは恐らく月経前や月経中に胸が張るということがなくなるのでは?と思います。

あとは、男性ホルモンを注射することで卵巣や子宮の働きを阻害している状態なので、長くホルモン治療をしているとそれらの生殖器が委縮します。そう考えると胸腺も委縮するのでしょうかね?

ぼく個人の感覚としては、胸が小さくなったというような感覚は感じなかったです。もともと小さかったからってのもあるとは思うけど(笑)

ホルモン治療やめたらどうなるの?

これは非常によく聞かれる質問です。

いつまでやるの?とかね。

ホルモン治療は基本的には始めたら死ぬまでやり続けるものです。

というか、FTMでホルモン治療始めてやめたくなる人がいるとは到底思えないですよね(笑)

ただ、身体的、精神的に支障が出てしまった場合。

例えば、肝機能障害や血管障害、身体が変化することで周りの環境と馴染めなくなったとか。実際周りの環境と馴染めなくなるということが危惧される人の場合はホルモン治療は始められないと思うのですが

診断と治療のガイドラインを読む限りでは、こういったことがあると途中でホルモン剤の投与を停止する的なことが書かれています。

で、もし仮にぼくが今、ホルモン治療をやめたらどうなるかと言うと

声は不可逆性の変化なので戻らないみたいです。

ただ、まだ年齢も年齢なので、月経は戻ってきます。あとは体つきも女性らしく柔らかくなるだろうし、髭なども少なくなるでしょうね。胸も若干脂肪がついて少し膨らむでしょう。

一気に戻るのではなく、また少しずつ戻っていくんだと思います。

考えただけで恐ろしい(笑)

性別適合手術をしていた場合

ぼくはこちらの手術はまだやっていませんので、ホルモン治療をやめたら少しずつ体内で女性ホルモンを作って身体に流すことが可能ですが

性別適合手術で子宮や卵巣を摘出している場合には、無理です。

女性ホルモンを生成する臓器がないわけですから。

なので、性別適合手術を行って、戸籍変更までやっている場合は本当に死ぬまで男性ホルモンを注射しなければならないです。ただ、子宮などがあるぼくのようなFTMよりは薬の量を少なくできたり、投与の間隔も長くできるようです。



ホルモン注射の価格

戸籍を変更するとホルモン治療が保険適用になります。

これは非常に大きいですよね。

ぼくは戸籍は女性のままなので、保険適用外です。

国的には、趣味で男性ホルモン注射してる意味わからん奴。という扱いですよね(笑)

で、そんなぼくの一回分の病院代は2400円くらいです。これはきっと通う病院にもよるんだと思います。

むしろここ以外知らないから、もしこれ読んでるFTMの方で違う価格の人がいたら教えてください(笑)知りたいww

まとめ

いかがでしたでしょうか?

始めた当初はここまで長くなると思わなかった男性ホルモンの効果、副作用でしたがやっぱり付き合いも長いのでいろいろとぼく自身思い出すことが多くて感慨深かったです(笑)

ぼくにとって男性ホルモン治療というものは身近でわりと当たり前なものなのですが、まだやったことのない方やFTMじゃない人にとっては全く未知の領域ですよね。

逆にMTFの方が女性ホルモンを投与していてどんな風な変化があるのかとかはぼくもあまりわからないので未知です。

でも、意外と聞いてみると面白いんですよね(笑)

マイノリティって言われてはいますが、ぼくらも同じ普通の人間です。

未体験のことに挑戦して、面白がったり悩んだり、泣いたり笑ったりして生きているんです。そして、自分の身体のことだけどぼくにもわからないことがたくさんありますww

ホルモン注射してるって言うと、癌になるって聞いたけど大丈夫?とか聞かれたりもします。

確かにとてもリスクの多い生き方ではあるんだけど、癌にはホルモン治療してなくてもなるし、もし仮にホルモン治療で癌になってもぼくは全く後悔しない。

そんなことを怖がってホルモン注射を躊躇するなら性別なんて変えられないし、別の性として生きていくことさえ無理だと思います。

そんな自分の中だけで完結できるような、自分が痛い思いをすれば終わるようなことは全く怖くなかったです。

ぼくが一番怖かったのは、誰からも相手にされなくなったり、ぼくのせいで家族が笑いものにされたり侮辱されたりすることだけ。

自分らしく生きるために努力して、それで死んでしまうなら仕方のないことだし、むしろ幸せでしょう。

自分が納得できない身体と生き方のまま死んで、死んだ後も女として扱われるなんて屈辱的すぎると思いませんか?

ぼくは絶対に嫌だから、死んでも自分らしく生きるって決めてる。

もしも何か聞いてみたいことや気になることなどがあったら気軽にコメントしてくださいね( *´艸`)

では、ここまで読んでいただきありがとうございました。

これからも、どうぞよろしくお願いします!

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